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『大規模修繕』ってなぁに?

スタッフブログをご覧いただき、
ありがとうございます!!

石川県金沢市駅西本町の
「プロタイムズ金沢駅西店」

富山県富山市黒瀬の
「プロタイムズ富山中央店」
(レアテック株式会社)
2店舗のスタッフが、
”塗装工事やリフォーム工事って
どんなもの?”
を様々な形でお伝えしていきたいと思います!

みなさま、こんにちは

ブログスタッフ、レアテック株式会社の羽根木晃子です。

今年も早いもので3月に入り、2ヵ月が過ぎました。

本当に、月日が経つのは早いなぁ~と感じます

 

そして本日、3月1日はリノブルの運営会社「レアテック株式会社」

の創業記念日です

おかげさまで、24周年を迎えました。ありがとうございます

これからも「レアテック株式会社」は、

皆さまにより一層喜んで頂けるように

レアテック株式会社代表の杉山卓弥とスタッフ一同が、

力を合わせて精進してまいりますので、

今後もお引き立てを賜りますようよろしくお願い申し上げます

 

今回も、私たち「プロタイムズ金沢駅西店・富山中央店」の

運営会社「レアテック株式会社」、そして

ビルやアパート・マンションなどの大規模修繕の専門家

「RENOBLE/リノブル」が「大規模修繕」に関する情報を、

お届けいたします

 

これまで、こちらのブログで「大規模修繕」に関する色々な情報を

お伝えしてきましたが、

そもそも「大規模修繕ってなぁに?」と思われている方へ、

今回は「大規模修繕」について、詳しく解説したいと思います!

 

1.大規模修繕ってなぁに?

そもそも「大規模修繕」とは、何なのでしょうか?

国土交通省では、「大規模修繕」の定義として、

 

「マンションの快適な居住環境を確保し、資産価値を維持するため

に行う修繕工事や、必要に応じて建物及び設備の性能向上を図る

ために行う改修工事のうち、工事内容が大規模、工事費が高額、

工事期間が長期間にわたるもの等をいう。」

 

と、定義されています。

 

また、国土交通省では、建築基準法に基づいて

マンションの改修・建替えについて詳細を記載した、

ガイドラインも公開しています。

(参照:国土交通省/マンションの改修・建替え等について

 

このガイドラインの中で、「2.マンションの改修等について」

の部分で、具体的かつ詳細に記されていて、

下記の通りです。

 

「マンションの経年に伴う劣化や不具合に対しては、大規模修繕等

の計画修繕を適切に実施していくことが必要。

また高経年のマンションでは、質及び価値を長持ちさせていくため

に、修繕による性能の回復に加えて、現在の居住水準・生活水準に

見合うようマンションの性能をグレードアップし、住みよい

マンションにしていくことが重要」

 

と書かれております。

 

要約しますと、

マンションの劣化や不具合を修繕するために、大規模修繕などの

計画を立てて適切に工事を実施すること。

また、築年数が古いマンションは、その価値と品質を長持ちさせる

ために、修繕による建物性能の回復だけにとどまらず、今現在の

生活水準に合うように建物自体をグレードアップさせて住みやすく

すること。

この2点が重要であるとしており、そのために行われるのが

「大規模修繕」なのです!

 

 

2.修繕と改修について

次に「修繕」と「改修」についてです。

「大規模修繕」を語る上で、この二つのキーワードは

切っても切り離せませんので、「修繕」と「改修」について、

しっかりとご理解していただきたいと思います。

 

「修繕」と「改修」、どちらも同じように使われる言葉ではありま

すが、この二つの言葉にどのような違いがあるのでしょうか?

 

国土交通省のガイドラインよりご説明しますと、

下記の通りとなります。

 

「『修繕』とは、建物の劣化した部材や設備を修理・取替を行い、

建物の性能・機能を実用上支障のない状態まで回復させる行為」

また

「『改修』とは、修繕及び改良(グレードアップ)により、建築物

の性能を改善する変更工事」

 

と記載されております。

 

建物は竣工した直後から毎日、紫外線や風雨、地震・台風など様々

な要因によって経年劣化が進行していきます。

その劣化した箇所を修理したり、屋上や外壁の塗装をしたり、

防水工事を施すことによって、建設当初の水準レベルにまで戻す

ことを「修繕」とイメージできますよね。

 

一方で、近年では高経年のマンションも増え、そこに住んでいる方

の高齢化も進んでいる事から、

建物の水準を戻す、単なる「修繕」ではとどまらず、

「改修」によるマンション全体のアップグレードを図る場合が

増えてきています。

 

築年数が古いマンションは、バリアフリーに対応できていなかっ

たり、設備自体が古かったりしますからね。

そうしたものをグレードアップさせることで、みんなが住みやすい

環境を整えて、マンションの価値と品質を上げて

長持ちさせましょう!と、言うのが「改修」です。

 

さて皆さま、ここで「大規模修繕」という言葉の意味をもう一度、

思い出してみましょう。

 

「大規模修繕」の「修繕」とは、建物の性能や機能を支障のない

状態まで回復させる工事でしたよね?

 

ですが、国土交通省のガイドラインでは「大規模修繕」の

定義として、

「修繕による性能の回復に加えて、現在の居住水準・生活水準に

見合うようマンションの性能をグレードアップし、

住みよいマンションにしていくことが重要」

と定義されています。

 

つまり、「大規模修繕」は、「修繕」だけではなく

「改修」も行ってくださいね!と言っているのです。

 

なんだか、ややこしいですね

 

私たち「RENOBLE/リノブル:レアテック」では、

実はこの「大規模修繕」と言う文言自体に

以前から違和感があったのです...。

 

3.大規模修繕専門家の本音の話

私たち「RENOBLE/リノブル:レアテック」が、何故

「大規模修繕」と言う文言自体に違和感を抱いているか

と言いますと...

 

マンション建設から竣工し、一般的に築年数が10年から15年位が

経過した後に、第一回目の「大規模修繕」と呼ばれる工事が実施

される場合が多いかと思います。

 

その際、私どもが行う「大規模修繕」の仕様の場合、しっかりと

事前に診断を精密に実施し その上で、

その建物独自の劣化や不具合を綿密に照らし合わせ、

仮設・材料・工法・仕様などを選定して施工をします。

 

故に実は「大規模修繕」自体がレベルアップし

マンションが長持ちして資産価値が向上する

「大規模改修」に結果としてなっているのです

 

「改修」というのは、何も

高経年のマンションにエレベーターを取り付けるとか、

バリアフリーに対応するとか、

お金のかかる機械式駐車場を平面駐車場にするとかだけの、

大掛かりな別な工事だけでは、実はないのです!

 

 

4.「改修」と呼べる品質の高い「大規模修繕」を実現するには

ここまで、私ども「RENOBLE/リノブル」が行う

「大規模修繕(改修)」についてお話してまいりました。

 

では実際に、どのように「大規模修繕」を進めていけば

一番良いのでしょうか?

 

皆さまの修繕積立金や修繕費用を無駄にせず、コストを掛けないで

マンション・アパートを長持ちさせるためには、

私どもの今までの場数や経験上のお話をしますと、

10数年に一回の「大規模修繕」を待たずに、こまめな診断を実施

し、劣化が著しく危険になる前に細かな小修繕を繰り返して、

来るべく大修繕に備えるのです。

 

つまり、常にマンション・アパートの現状を把握しておくことが

肝心なのです

 

そしてその後、その建物の「大規模修繕」の「機」が熟したところ

で、仮設が必要な箇所をまとめて「改修」と呼べる品質の高い

「大規模改修(修繕)工事」を実施することが、

建物の資産価値向上への近道なのです

 

ですが、常に建物の現状を把握するのは中々難しいですよね

 

もちろん、まめに建物をメンテナンスしている方も

いらっしゃいますが、ご自分が住んでいない賃貸物件や、

あるいは分譲マンションの現状を常に把握するなんて、

ムリだ... と、お思いの方へ。

私たち「RENOBLE/リノブル」がお手伝いさせていただきます

 

私たち「RENOBLE/リノブル:レアテック株式会社」は、

北陸を中心に皆さまご存知の数多くのシンボリックなビルや

マンションなど構造物の調査・診断をはじめ、その診断データを

解析し、建物の超長寿命化や資産価値再生と向上を考慮した

改修工事やリノベーションの提案・施工を行ってまいりました。

 

これまでの経験と実績を基に「RENOBLE/リノブル」が

自信を持って、建物の調査診断をさせていただきます

 

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました

次回もよろしくお願い申し上げます

 

石川県 金沢市 白山市 野々市市 かほく市

河北郡 津幡町 内灘町 小松市 能美市 加賀市

富山県 富山市 高岡市 小矢部市 射水市

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大規模修繕工事の最適な周期とは?

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みなさま、こんにちは

ブログスタッフ、レアテック株式会社の羽根木晃子です。

毎日、寒い日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

春の訪れまでもう少しです

今日も寒さに負けずに元気に頑張りましょう

 

今回も、私たち「プロタイムズ金沢駅西店・富山中央店」の

運営会社「レアテック株式会社」、そして

ビルやアパート・マンションなどの大規模修繕の専門家

「RENOBLE/リノブル」が「大規模修繕」に関する情報を、

お届けいたします

 

さて本日のテーマは「大規模修繕工事の周期」についてです。

大規模修繕工事と言うだけあって、長期間に亘る大掛かりな工事

になりますので、毎年行うものでは無いという事は皆さまも

ご理解いただけていると思います。

 

では、どのタイミングで大規模修繕を行えば良いのでしょうか?

今回は「大規模修繕工事を実施するタイミング・周期」について

詳しく解説していきます!

 

1.国が推奨している修繕周期

まずは、国の見解から見ていきましょう。

日本の土地や建築物などの整備・建設事業を管理する

国土交通省から、平成20年6月に

「長期修繕計画作成ガイドライン」というものが

公開されております。

 

このガイドラインは、分譲マンションの経年による劣化に対して、

適切な時期に適切な修繕工事を行うために、長期修繕計画を立て、

その修繕計画に基づいた修繕積立金の金額を設定し積み立てること

を目的としており、その長期修繕計画を作成するための

ガイドラインが示されています。

 

また、下記の図①をご覧ください。

【図①】

金沢市 大規模修繕こちらの図は、「長期修繕計画作成ガイドライン」にある

「計画修繕と改修の重要性」の図になります。

 

こちらの図では、1回目、2回目、3回目の大規模修繕を行う

タイミングで、それぞれ12年目程度、24年目程度、36年目程度と

記載がある事から、大規模修繕工事の周期が、

「12年周期」であると広く世間に伝わりました。

 

ですが、こちらのガイドラインが公表されたのは平成20年と

今から14年も前の事です。

こちらのガイドラインは令和3年9月に見直しがされ、それでも

「計画期間の設定は、30年以上で、かつ大規模修繕工事が2回

含まれる期間以上とします」とされました。周期で換算すれば

「15年に1回」のペースで大規模修繕工事を行いましょう。

という事になりますね。

 

つまり、大規模修繕工事の周期の目安として「12年~15年」と

言うのが、国土交通省の考え方なのです。

 

2.工事部位ごとの修繕周期

次に各部位における修繕周期について見ていきましょう。

国土交通省が公開している「長期修繕計画作成ガイドライン」の、

長期修繕計画標準様式の記載例」に、

部位ごとに修繕周期が参考として記載されております。

 

また、下記の図②をご覧ください。

【図②】

 

金沢市 大規模修繕

こちらは、国土交通省の「長期修繕計画作成ガイドライン」などを

基に、建物の代表的な部位の耐久年数の目安を分かりやすく、図に

したものです。

 

こちらの図の通り、それぞれの耐久年数は異なっており、

階段や廊下の「鉄部塗装」は早ければ4年で塗料の防水性能が

切れてしまい、逆に、建具・金物などは20年以降に取り換え、

屋上の防水や屋根の葺き替えは21年~25年までは耐久年数が

持ちますので、それまでの期間は修繕を行う必要は無いと

なっています。

 

つまり、建物の全ての部位の修繕周期が、国が推奨している

大規模修繕の周期「12年~15年」に当てはまるものでは無い

という事になります。

 

 

3.本当に12年で大規模修繕をしないといけないのか?

こちらのお話の前に、「修繕」と「改修」の違いについて、

簡単にお話しておきます。

・「修繕」とは、劣化した建物やその部分の性能・機能を回復させ

る行為

・「改修」とは、修繕及び改良(グレードアップ)により、建築物

の性能を改善する変更工事

になります。

先にご覧いただいている【図①】にも、小さな字で

「修繕」と「改修」の違いについて記載してありますので、

合わせてご確認ください。これからお話しする内容は、

「修繕」と「改修」が深く関わってきますので、

充分にご理解いただけたらと思います。

 

それでは話を戻します。

 

では実際、大規模修繕工事は国が推奨している12年~15年の間に

行わなければいけないのでしょうか?

 

先にもお話しましたが、

国土交通省が「長期修繕計画作成ガイドライン」公開したのは、

平成20年と今から14年も前の事です。

 

令和3年9月に見直しがされておりますが、

今は材料の性能や施工技術も格段に進歩し向上していることや

稀に一部のしっかりとした診断や施工ができる業者が、

1回目の大規模修繕を、「修繕」ではなく「改修」と呼べるレベル

で、もし仮に実施出来たのであれば、2回目の大規模修繕までの

耐用年数や期間がグッと一気に伸びて

次の大規模修繕の周期が12年以上の15年や18年まで伸びる

と私たち「RENOBLE/リノブル」は考えております。

 

ですが、建物の耐用年数や期間を伸ばすためには欠かせない

「重要なポイント」があります

それは...。

 

4.元に戻すだけではない?大規模修繕の重要なポイント

建物の耐用年数や期間が伸びれば、大規模修繕の周期も伸ばすこと

ができるとお話しました。

その重要なポイントを解説いたします。

 

私たち「RENOBLE/リノブル」が行う大規模修繕は、

しっかりと事前に建物の診断を精密に実施し、その上で、

「その建物独自」の劣化や不具合を綿密に照らし合わせ、

仮設・材料・工法・仕様などを選定して施工します。

 

「その建物独自」と言うのは、建物はどれも同じものは一切なく、

設計も施工も、協力業者も職人も、施工不良も、外装の仕上げも

材料も、仕様も季節も天候も、まったく一緒な現場はありません。

つまり、各々の建物が、独自の「オリジナルな劣化」を形成して

いるのです。

 

ですから、1回目の大規模修繕を待たずに、

「こまめな診断を実施」し劣化が著しく危険になる前に

「細かな小修繕」を繰り返して

来たるべき大規模修繕に備えるのです。

もちろん、仮設などの考慮も充分にありますが、つまりは、

「常に建物の現状を把握しておくこと」が肝心なのです。

 

そして、大規模修繕の機が熟したところで、

仮設が必要な箇所を纏めて「改修」つまりグレードアップ

と呼べる、品質の高い「大規模修繕(改修)工事」

実施すれば良いのです

 

5.「RENOBLE/リノブル」の診断で、大規模修繕の 本当のタイミングが分かる!

ここまでは、建物が竣工してから1回目の大規模修繕を実施する

前に、「こまめな診断を実施」することが重要だと

お話してきました。

 

少し話がそれますが、皆さまは、「瑕疵担保責任」と言う言葉を

ご存知でしょうか

 

「瑕疵担保責任」とは、住宅を新築した時点で明らかではない、

隠れた瑕疵(欠陥や不具合)が発見された場合、

売主が買主に対して負わなければならない責任の事を言います。

この、瑕疵担保責任による損害賠償請求権は、引き渡しから

10年の経過を持って消滅する事から、

「10年の期限が切れる前に、一度しっかりと診断する」ことに

よって、欠陥や不具合を見落とすことが防げるかもしれません。

 

また、建物にとって竣工から10年という年数は、

保証の期限が切れると同時に、あらゆる部位でメンテナンスの

必要性が高まる時期でもあります。

 

ですから、一番良いのは

「10年を経過する前に、まずはしっかりと建物の劣化状況を、

建築仕上げ診断技術者(ビルディングドクター)や改修に精通した

建築士などのプロフェッショナルが建物診断を行い、それらを常に

把握して定期的な簡易診断を実施する」ことです。

そして、長期修繕計画を見直しながら、コストや予算なども考慮

した上で、全体の大規模修繕工事に備えることが大切なのです。

 

私たち「RENOBLE/リノブル」は、これまで数多くの建物の

調査診断を行って参りました。

これまでの経験と実績を基に、あらゆる角度から建物の劣化レベル

を調査診断し、その建物に合った大規模修繕のベストなタイミング

と、お客様のご要望に沿った修繕・改修のご提案をいたします

 

「大規模修繕」をご検討の際には、

「RENOBLE/リノブル」の建物診断を、ぜひご検討ください

 

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました

次回もよろしくお願い申し上げます

 

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大規模修繕にかかる費用とは?専門家が徹底解説!

スタッフブログをご覧いただき、
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私たち「プロタイムズ金沢駅西店・富山中央店」の

運営会社「レアテック株式会社」

ビルやアパート・マンションなどの大規模修繕の専門店として、

昨年、2021年3月31日に「RENOBLE/リノブル」

オープンいたしました。

 

そんな中でよくあるご相談というのが、「大規模修繕の費用」

についてです。アパート・マンションなどのオーナー様や、

分譲マンションの管理組合様や区分所有者の皆様にとって、

「修繕費用」、つまり「お金」に関する疑問やお悩みは

尽きないことと思います。

 

そこで!今回は、大規模修繕の専門家である

「RENOBLE/リノブル」が「大規模修繕の費用」について、

詳しく解説していきます

 

1.大規模修繕の費用の相場とは?

大規模修繕の相場は、国土交通省から発表されており、

おおよそ1戸当たり約100万円と言われております。

こちらの表をご覧ください。

大規模修繕 費用

出典:国土交通省「持続可能社会における既存共同住宅ストックの再生に向けた勉強会」

 

こちらの表を見て分かる通り、大規模修繕は様々な工事内容が

含まれており、この工事内容を一度に全て行った場合の大規模修繕

の費用が、1戸当たり約100万円になります。ですが、

建物の構造や部位・部材、仕上げ材料や劣化の度合いによって、

大規模修繕の費用が100万円よりも増えることもあれば

逆に100万円よりも少なくなることもあります

 

また、大規模修繕は、1回では終わらず、2回目、3回目と繰り返し

行うことで建物を長期的にそして安全に保つことができ、

居住者の皆さんが長く安心して暮らせるのです。

 

話が少しそれてしまいましたが、何を言いたいのかといいますと、

1回目に行う大規模修繕に掛かる費用と、

2回目、3回目に行う大規模修繕に掛かる費用とでは、

また違った金額になる、という事です!

 

なぜならば、1回目の大規模修繕の良し悪しによって、

その修繕箇所が長持ちすれば2回目の修繕に掛かる費用は

抑えることができますし

逆に1回目の大規模修繕が施工不良となった場合は、

残念ながらより多くの費用が発生してしまう事もあり得ます

 

ですので、

「大規模修繕の費用の相場」=「一戸当たり約100万円」は

あくまでも目安として捉えて頂けたらと思います

 

2.大規模修繕の各工事内容

次に、大規模修繕の各工事の内容についてです。

まずはこちらの表をご覧ください。

大規模修繕 費用

 

こちらは「建物の各部位や設備の耐久年数の目安」を表したもの

になります。

先に見ていただいた表でも、大規模修繕の工事内容が記載されて

いたかと思いますが、こちらの表に記載された内容が大規模修繕の

項目として加えられ、さらに下記の内容が加わります。

 

・「法定福利費」・・・国土交通省が建設業における社会保険の

未加入を無くすための対策として、見積書の内訳に「法定福利費」

を記載しなければなりません。

「法定福利費=労務費総額×法廷保険料率」で計算されます

(その他の算出方法もあります)。

・「一般管理費・現場諸経費」・・・施工管理を行う者の人件費

や、現場で必要となる消耗品などの費用。

 

以上の内容が追加されて、大規模修繕が行われます。

 

こちらの表を見てお分かりになるかと思いますが、建物の各部位や

設備によって、それぞれ異なる耐久年数となっています。

例えば、同じ外壁でも⑬「外壁目地シーリング」は5年~8年、

⑮「屋根・外壁塗装」では10年~15年とあり、

最大で10年の差がありますよね。

つまり、それぞれの部位部材によって修繕をするタイミングが

異なってくるのです

また、先にもご説明した通り、建物の構造や部位・部材、

仕上げ材料や劣化の度合い、前回の施工の良し悪しによっても、

修繕するタイミングが変わってくるのです

 

もし、こちらのブログをご覧の方で、お手元に大規模修繕の見積書

がございましたら、ぜひこちらの表でご確認ください。

そして、見積書に修繕をしなくても良い工事内容の記載があれば、

その見積書を提出した業者に、

「今回の大規模修繕で本当に行わなければならない工事なのか?」

をしっかり確認しましょう

 

3.大規模修繕の費用はどうやって用意する?

大規模修繕の各工事の内容をご理解いただけましたら、

実際に「大規模修繕を行うための資金をどうやって用意するか?」

皆さん、一番気になる問題ではないでしょうか

 

選択肢として3つの方法をご説明します。

 

① 修繕積立金

アパート・マンションのオーナー様なら、家賃収入から毎月一定の

金額を、修繕に掛かる費用として積み立てておく方法です。

例えば、銀行の定期預金口座を「修繕積立金」用に開設する、

あるいは、修繕積立のできる保険商品もあるので、色々な金融商品

を利用するのが有効かと思います。

 

 

また、分譲マンションを購入された方でしたら、毎月「管理費」や

「修繕積立金」を支払っていると思います。その「修繕積立金」と

して支払っている資金で、同じマンションを購入された方達みんな

の「修繕積立金」が大規模修繕の費用に充てられます。

 

賃貸物件・分譲マンション、どちらにしても、現在「修繕積立金」

の管理全てを管理会社に任せきりにしているならば、

「修繕積立金」がどのように管理されているのかを、

管理会社の担当者に確認していただきたいと思います

それは、皆さんの大切な「修繕積立金」が、今すぐに行わなくても

良い不要な工事に使われたり

また、本当に行わなければいけない工事をいざしようとした時に、

積立金が不足している為に工事ができないこともあったりと

不透明な管理をされている可能性があるからです

ですので、「修繕積立金」の管理を管理会社に任せきりにせず、

自分ゴトと捉えて関心を持って頂きたいと思います

 

② 自己資金

次に「自己資金」ですが、読んで字のごとく自分自身で用意する

資金・個人資産ですね。

例えばアパートやマンションを建てる際に、建築資金の一部を

大規模修繕の費用として予め予算取りしておく、また、個人的な

預貯金や手持ちの現金を集めて、修繕費用に回す方法です。

家賃収入の他にも収入源があるなど、もともと生活にゆとりのある

オーナー様であれば、この方法で修繕費用に困ることは

ないでしょう

 

③ 借り入れをする

そして最後に、どうしても大規模修繕の費用が不足する場合にとる

方法が、金融機関で「借り入れをする」方法です。

建築時のローンの返済がすでに終わっている場合は割とスムーズに

融資が下りると思いますが、まだローンを返済中の方は、

追加でローンの返済をしていける余力があるかどうか、

資金計画を見直す必要があります

ローンの一本化が可能かどうか、金融機関に相談してみても

よいでしょう

 

以上、3つの方法をご紹介しました。

 

大規模修繕には高額な費用が必要となります ですので、

事前に10年~20年後に行うであろう修繕工事の内容と、その工事

に対する修繕積立金の計画「長期修繕計画」が重要となります

大規模修繕をご検討の際には、

「長期修繕計画」を見直してみてはいかがでしょうか

 

4.大規模修繕の費用を抑えるには

大規模修繕には高額な費用が発生することは

避けて通れないところです

しかし、「少しでも安く抑えたい!」

そのように考える方が多いのではないでしょうか?

そこで、大規模修繕の費用を安く抑える方法をご紹介いたします。

 

① 相見積りを取る

「相見積り(あいみつもり)」とは、大規模修繕の見積書を

複数の施工業者から取り寄せる方法です

見積書の工事内容も同じにして、最低でも3社から見積書を

取り寄せましょう

全ての見積書の内容を横並びにして比較するのです。

横並びにすることで、工事内容ごとの価格や施工品質の内容

なども比較しやすくなります。

また、1社だけ見積金額が飛びぬけて高額であれば、すぐに見抜く

ことができます この場合は、本来必要のない過大工事

「オーバースペック」な工事の可能性があります

逆に、見積金額が安ければ、なぜ他社よりも安い金額なのか、

理由をキチンと確認しましょう金額が安いのは手抜き工事をされ

る可能性が高いからです

 

このように、他社との見積りを比較することは

見積金額の妥当性を見極めるだけではなく

過大工事や手抜き工事の防止にもつながります

 

② 建物の調査診断をする

大規模修繕工事を実施する前に、建物が現在、どのような状態なの

かを知ることが大切です。

無料で建物の診断をしてもらえる簡易的な調査もありますが、

大規模修繕を行うためには精密に建物の調査診断をして、

その診断内容を基に建物の状態を判断し、工事内容を決定すること

が重要なのです!

しかし、建物の調査診断をせずに大規模修繕工事の見積書を

提出してくる施工業者もあります

そうした施工業者の見積書には、不要な工事内容が含まれている、

つまり、余計な費用を請求されたり

契約後にいざ工事を行った結果、見積りよりも工事費用が

掛かってしまい、施工後に予定していなかった工事費用を追加で

請求されたりする可能性もあるのです

 

大規模修繕の工事内容を有効性の高いものにするためには、

まずは「建物の状態を正確に知る」ことです

最適な工事内容や仕様が見積りに反映できるよう、事前にキチンと

建物の調査診断を行いましょう

 

以上が「大規模修繕の費用を抑える」ポイントになります。

 

今回は「大規模修繕にかかる費用」について解説して参りました。

 

私たち「プロタイムズ金沢駅西店・富山中央店」の

運営会社「レアテック株式会社」「RENOBLE/リノブル」

大規模修繕の専門家であり、また、建物の調査診断を「業」

としている建物診断の専門家でもあります

大規模修繕に関するお悩みであればどんな事でも構いません。

お気軽に何なりとご相談くださいませ

 

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました

次回もよろしくお願い申し上げます

 

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